restore(復元)ではなくrebuild(再構築)のすすめ
この時代のフレームはマスプロには無い、作り手の個性を感じます。
しかし、時代物なので、塗装がやれてしまいがち。
そこで今回のフレームは、筑波にあるプロショップHI Bike様より
ご依頼のありました、Zunowのロードレーサーを再塗装しました。
調色による色合わせでなく、光輝材(色の付いたパールやメタリック)
でオリジナルカラーに近い物を選びます。
今回のフレームカラー: RAL8022+イエローパール+レッドパール
渋い輝きを出す高級感あるブラウンに仕上がりました。
勿論、デカールも再現してあります。
この辺のデータ作りはカドワキの得意とするところです。
印刷式のステッカーを耐熱シートで作成。
ゴールドの耐熱ステッカー。
シートチューブ同様に印刷式のステッカーを耐熱シートで作成。
ところで、この時代のフレームは防錆処理の為にメッキ処理がされている事が
多く、そしてそのほとんどはメッキ下から錆びだしています。
今回のフレームも塗膜を落とすと、かなり腐食していました。
問題は、見えないところで錆が進むと、知らない間にそこの空間から
更に腐食が進行して巣穴になり、最悪なケースは穴があいてしまいます。
(実際、塗膜上では普通に見えても塗膜を剥がした瞬間に穴があいたと言うケースも。。)
ただれています。。
トップチューブは一番腐食がはげしい?
時々、剥がして見ると発見があります。
このように補強しているのですね〜
さりげなく刻印もありました。
と、関心していないで、次の作業は、この錆びとり作業をします。
通常はこの時点でブラストをして終了ですが、
今回のフレームは更にしっかりとサンディングをします。
作業終了です。素地が生き返りました。
先ほどの錆は、それほど深くなく巣穴も出来ていませんでした。
もし巣穴になった場合はそこから発泡しますので、
パテで発泡防止処理(追加オプション)が必要です。
レストアは楽しいですが、見た目だけでなく、根本から見直して、このような
リビルドをすれば、大切なフレームを、また長く乗れ、付合って行けますよ。