2013年3月23〜24日、神奈川スキー連盟主催、車山スキー場にて毎年行われる、「障がいを持つ方のためのスキー教室」がおこなわれ、カドワキコーティングはイベントのサポートスタッフとして参加しました。
このイベントでは、スキー初体験でも専門の指導員が丁寧にクラスによってはマンツーマンで教えてくれます。
日常は車いすでも、ある程度、練習すれば、一本のスキー板を付けたこのチェアースキーで、うまくアウトリガー(杖)でバランスをとり、斜面に立つ事が出来るようになります。そして最終日では、補助(サポート)無しで滑る事も出来ました!(おめでとう!)
二日間、このような講習を終えた最後に、どれだけ習得できたかの、バッジテストを行います。これは5段階に分けた評価で、5から1に上がるほど上級になります。
(自分が担当したクラスは全員合格!おめでとう!!)
(自分が担当したクラスは全員合格!おめでとう!!)
このスポーツは、なかなか自発的に自力で行うのは難しそうです。
このようなイベントを通して、まず体験からはじめ、経験者や医療機関との繋がりなど講習内容以外、関連情報を集める良い機会になるのではないかな?と思いました。
カドワキコーティングでは、従来より車イスのカスタムコーティングを承けております。個性的な色の提供と同時に大切な道具にもなる物と思っており、このようなイベントをサポート参加する事で、その道具達が、生き生きとしているのを見る事が出来ました。
キッズ専用チェアースキー
こちらは以前(4年前)にカドワキコーティングで塗装したキッズのチェアースキーです。
さすがにキズは多数見受けられますが、このようなスポーツなので、どうしても防げません。しかし、艶感は衰えてませんでした。(さすが!!)
こちらは講師の方のチェアースキーです。
まだまだ一年目なのですが、使用頻度が多い方なので特にサスのスプリングは氷点下以下の環境での使用は、どのような塗膜反応が出るか気がかりでした。(通常、粉体塗装は高温においての耐熱性がある)
剥がれやクラックも無く、それどころか艶感も落ちて無く、新品同様です。
今後もこのような活動を通して、様々な要望を聞かせて頂き、
カラーの楽しさを伝えて行きたいと思います。